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自然の驚異に・・・

 10月初旬に本州を縦断した台風18号は、おそろしい強風をもたらしました。大雨は、土砂災害や洪水を引き起こすので怖い存在ですが、私たちのように色々な野菜を少しずつ作っている多品目の農家にとって、「風」はさらに恐怖の存在です。

 
ナスやピーマン、トマトなどの果菜類、インゲンマメのようにつるがある野菜は、風によって支柱が倒れたり、実が葉や茎に擦れて傷がたくさんついたりしてしまいます。そして、台風一過の太陽光に照らされることによって、その傷口から腐り始めて収穫することが出来なくなります。「保険」の意味合いでビニルハウスでも栽培を行っていますが、そのビニルハウスも良く考えたら、ビニルを金属パイプの骨組みに固定してあるだけで風に飛ばされる可能性は十分にあるのです。

 私は、台風の時や雪が降る時には必ずビニルハウスの中にいるのですが、強風に翻弄されるビニルの音といったら地鳴りがずっとしているような不安な気持ちになります。雪は、重さで金属パイプをきしませます。やはり不安で落ち着かなくなります。「そんな状況の中にいないで家で待機していれば良いでしょ!」と言われますが、それはそれで心配でたまらなくなります。

 実際、まだ若い頃、ビニルハウスが飛ばされたことがあり、その時にやったことはビニルをひたすら切り裂くという行為でした。ビニルはまた張れば良いですが、風を受けたビニルは簡単に金属のパイプを折り、地中深く刺さっているパイプをスポッと抜いてしまうくらいの力があります。パイプがバラバラになってしまったら再生は不可能です。また、近隣の住民に非常に危険な状態になってしまいます。

 「そんなリスクを背負ってビニルハウスを所持する意味合いがあるのですか?」と聞かれたことがあります。私たちは前述したように保険の意味合いでビニルハウスの中で野菜を作ります。しかし、トマトやキュウリの農家にとってビニルハウスは生命線であり、無くてはならない存在です。トマトやキュウリを作ったことのある方はご存知だと思いますが、これらの野菜は雨に当たることによって簡単に病気になってしまいます。そして、冬場であっても1年中、トマトやキュウリがあることが当たり前になってしまった日本では、誰かが作らなくてはならないのです。燃料費が急騰した昨年、あるキュウリ農家がこぼした言葉が忘れられません。「たとえ今年、儲けが無くても作らなければ、来年は買ってもらえなくなるんだ・・・」この言葉は、「旬を大事にして」とか「野菜が育ちやすい時期が一番おいしい時期」と考えている私にとって衝撃的な言葉でした。

 
農薬と化学肥料を使わないで虫と病気を相手に散々な目にあっているという目下の状況が甘いことのように思えました。私たちが頑張れるのは、野菜を食べてくれるお客さまの「おいしかったよ!」とか「味が濃いね!」という喜びの感想や「からかった、にがかった、硬かった」という率直な感想があるからです。ところが、前述した1種類の野菜だけをドカッと作っている農家の方の頑張りどころは、どこにあるのだろう?と思うのです。正月休みもそこそこに毎日やらなければならない収穫。規格で厳しく決められた箱の中に野菜をきっちりつめなければならない出荷。時間と体力を浪費して儲けがほとんど無い現実・・・昔は5年に1度は相場が高騰して儲かった時代がありましたが、近年は低値安定で「他の産地で自然災害でも起こらないかな」という悲しいことまで思う始末です。

 
農場のある千葉県は、落花生やスイカ、メロン、キャベツ、カブなどの特産品があるのでまだ良い方です。私たちの農園の落花生は好評で天日干しの落花生は味が濃厚で皆さんに喜ばれています。しかし、虫による食害が多く、はねだしを加工したピーナツペーストも皆様に喜ばれています。11月は、サツマイモや里芋、落花生といった地中の野菜達のほか、小松菜や水菜などの葉物野菜がおいしい時期です。

おいしい野菜は珠樹自然農園でどうぞ♪→FARMER'S MARKET



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未分類 | 00:26:50 | コメント(2)

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