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初冬ですが!野菜に対する思いは熱いですよ~

「食欲の秋ですね!」とか「秋の日はつるべ落とし」と言っていたのに、暑い夏がようやく終わってホッとしている間に秋はあっという間に終わってしまいました。秋は収穫の秋なのですが、同時に翌春に向けて種まきをしたり、植え付けを行ったりする忙しい季節です。しかも、明るい時間が短くなるために日中の作業時間を確保することが難しい・・・にも関わらず虫が大量に発生する時期で、その退治もしなければならないバッタバタの時期です。中でも最強最悪の害虫である「ヨトウムシ」は夢の中に出てきて私を苦しめる恐怖の存在です。漢字で書くと「夜に盗む虫」で「夜盗虫」です。いかにも悪そうな名前でしょう!当農園では、多少のアブラムシやバッタは放置しますが、ヨトウムシや青虫は、毎日、袋を持って取りまくります。なぜならば、「1匹当たりの葉っぱを食害してしまう量が半端ではない」ということと「さなぎになる個体数を減らさなければ来年は今年以上の被害が想定できる」からです。

 このヨトウムシの成虫は、「ヨトウガ(夜盗蛾)」という蛾なのですが、昼間はその姿をほとんど現さず、夜間、こっそりと数十から数百の卵を産みつけます。葉にポツポツと穴が空いているなと軽い気持ちでいると23日後には、その葉だけでなく隣り合った葉なども呆れるくらい食べつくします。それで終わりにしてくれると良いのですが、このヨトウムシはかなりの距離を移動することが出来るのです。驚いたのは4m以上の高さがあるビニルハウスの天井からヨトウムシが落ちてきた時です。

 農薬を使わない農業を行っていると農薬の利便性が良く分かります。毎日、虫取りのために時間を割くことを慣行栽培の農家に言ったら、すごく馬鹿にされました。田んぼで草取りに1日中、汗を流している様子を見て、知り合いの農家が言いました。「汗で田んぼの水の量が増えてしまうな!」と。他にも、「何もそこまでして農薬を使わないのは立派だけど、その分、野菜の値段に上乗せするのだろ」という指摘や「都会の人は安全を金で買えて良いね!」などという罵声や揶揄に近いことを言う農家がいますが、私は「ん?」と思うのです。農薬と化学肥料を使わないで野菜を作っている私たちの方からは、一般の慣行栽培を行っている農家の批判をしたことがないのです。いわば言われっぱなしなのです。どうして、「雑草だらけの畑など恥ずかしくて表を歩けない」と思っている農家が私たちのような小農を気にするのか?ということを考えると「納得できない」「理解できない」という理由が大きいようです。

 農家として、例えば「畑は通路も含めて雑草が生えていてはみっともない」という固定観念は、農業技術を親から子へ継承するように受け継がれます。そうするとまた次の世代に・・・という具合に「農家ならばこうでなくてはならない」という考え方の範疇から外れてしまうと目立ってしまうようです。夏の田んぼの周りのあぜ草はすごい勢いで伸びるのですが、私たちは、田んぼの風通しが阻害されないように、また、虫のすみかにならないように頻繁に草刈りをします。一般の農家の場合はみっともないからという理由で頻繁に草刈りや除草剤の散布を行います。

 日本の食糧自給率を支えている農家のほとんどが慣行栽培を行う一般的な農家ですが、この農家が全て有機農業に転換したら日本の農業や食料は壊滅的な打撃をこうむるであろうと容易に想像できます。また、産めよ増やせよの高度経済成長期の急速な人口増加を支えた日本の農業において農薬と化学肥料が果たした役割はとても大きく、これらの利用無しでは米の増産や施設園芸におけるキュウリやトマトなどの周年出荷が困難であるということは今でも変わりありません。

 農業ブームで渋谷米や農ギャルなるものが出現し、家庭菜園で中高年の人達が自給野菜を作るようになり、農業を取り巻く環境は急速に変わりつつあります。色々な農法が混在し、共存してゆく時代になると思います。消費者であるお客さんがどの農法の野菜が良いか選ぶのであって、他者を攻撃するような農法は生き残っていくことが難しいであろうと思います。「肥料は毒である」とか「本当は怖い有機農業」などど」という人を見ているとため息がでます。



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未分類 | 23:49:05 | コメント(0)

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