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農業あれこれ

 5月は、ゴールデンウィークを皮切りに、「夏!!」と言っても過言ではないほどの暑さでした。特にビニールハウスの中は、サウナのように何か「痛い」ほどの暑さになる日もあり、農場長は日に焼けた腕を眺めて「まだ早い!」と思いました。というのも、気温の変化に敏感な種類の野菜は、「とう立ち」がより促されたり、もっと肥大成長を続けるはずの玉ねぎやニンニク、らっきょうなどの「収穫適期」が前倒しされてしまうのです。また、地面の温度が高くなることで「ネダニ」の発生を助長し、上述した野菜の品質を著しく低下させてしまいます。さらに追い討ちをかけるように夜間の冷たい風。。。「昼夜の温度差が大きい」という気象条件は、秋から冬にかけての時期は、野菜の「うまみ」をのせてくれる好条件ですが、春から夏にかけては、「とう立ち」を助長し、かぶや人参などの割れを増加させてしまいます。「思ったとおりにいかないな~!」とお天道様まかせの職業ですからどうにもなりませんが、ちょっと最近の気候は極端すぎるなという実感はあります。

 
先日、物置にあった去年の新聞を何気なく眺めていたら、「無農薬」という言葉が目に付きました。それは、ある大物政治家の記事だったのですが、まず、気になったのが「無農薬」という表記です。私たちが公にこのキーワードを使わなくなってから数年が経ちます。その理由は、県からの指導があったからです。「大気は対流しているのであるから、遠くから農薬がごく微量であっても飛来する。また、排気ガスやばい煙にも化学物質は含まれている。であるから、無農薬という言葉は使わないように!!」というものでした。それよりも私が言葉を失ったのは「農薬無使用か不使用であれば許可する!!」という指導でした。「それって・・・言い回しの違いだけで何がどう違うんだ~」と思いましたが、農薬不使用まで禁止されかねないので、おとなしくしています。

 話が、それましたが、その大物政治家が会合の席上で言い放った言葉が私の農業魂に火をつけたというか、不快になったというか。それは、「無農薬野菜のようにけがれの無い政治を行なっていきたい」という言葉でした。では、慣行栽培の野菜は「けがれている」のでしょうか?日本の野菜の98%以上はけがれているのですか?私の祖父や親戚が何十年も作ってきた慣行農業は何なのでしょうか?自らの身は「清廉潔白」だということを誇張したいがための発言だとは思いますが、ますます、無農薬野菜、いやいや訂正します、農薬不使用野菜は、こういった発言のために間接的にでも一般農家の方から敵視されやすくなってしまいます。

 自分が作っている野菜が最高であるとか秀でているという思いは、農場長には全くありません。むしろ、旬の走りに出ている慣行栽培の大根やきゅうりは「立派だなあ!」と思いますし、手入れをしないでほったらかしにして虫がべったりついた農薬を使わない野菜に生気を感じなかったりします。雑草のはびこる中で負けまいと頑張って育ったじゃがいもと本場北海道のじゃがいも。。。色々な選択肢、それは、作る側も栽培方法を自由に選ぶことができるように消費者もまた自由に野菜を選んでいます。問題なのは、「売り手」だと思います。売り手が生産者であることが増えてきましたが、最近感じるのは、「自然農法」の売り手の方が、「有機農法(農薬や化学肥料を使わない農法)」との差別化のためにずいぶん躍起になっているなということです。

 「有機肥料は家畜のフンを使っているから危険である。どんな化学物質が含まれているか分からない」という発言や「稲わらや米ぬかを堆肥にしていると農薬や重金属が含まれていて危ない」という偏った発言を耳にしました。他者を排斥するためか自らの有意性を強調するためか分かりませんが、なぜ、「共生」することを良しとしないのか?冒頭に触れた政治家の諸氏は、他政党との差別化がある意味「仕事」であることは分かります。しかし、農業の世界において、他の農法や生産者を批判することが許されるのか?化学肥料や農薬に依存した農業から脱却し・・ということを脱サラした農業歴数年の農家が胸を張って言っていましたが、高度成長期における急激な人口増加の裏で食料自給率を支えた真の功労者は、現在よりも毒性の強い殺虫剤や除草剤を自らの身に浴びながら野菜を作り続けた世代の方々だと私は思っています。

おいしい野菜は→農薬化学肥料無使用の珠樹自然農園で!



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未分類 | 23:42:50 | コメント(0)

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