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自然?不自然??

 「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉を頼りに「灼熱猛暑」の8月を何とか過ごしてきましたが、今年は9月に入っても未だに太平洋高気圧がガンガン頑張っており、「残暑」なんていう暑さを名残惜しむ気分には甚だなりません。とはいっても、季節はちょっとずつ「秋」に移行しており、暑さが和らいだと思ったら、あっという間に暗くなってしまう様子は「秋の陽はつるべ落とし」というたとえを連想しますし、虫の鳴き声や朝晩の涼風にその気配を感じます。

 
畑のある千葉県北東部は、本当に雨が全く降らない夏でした。月間降水量がなんと34mm!それでも緑が無くならない日本の風土の懐の深さに改めて驚きました。そして、野菜の強さ!土の表面は、連日40℃は越えているであろう環境にあって、必死に根を土の深いところに伸ばし、水を吸ってたくましく育っています。特に今年の夏は、小松菜や水菜といった葉物の根の長さに感動しました。しかし、茄子やズッキーニ、きゅうりなどの果菜類は、例年と比べると収穫量が激減してしまいました。その理由として考えられるのは、「花粉」の乾燥です。通常、果菜類は、早朝に開花して自家受粉(人間や虫が受粉を手伝わなくても自ら受粉して実をつける)もしくは他家受粉(人間や虫の手によって雄花の花粉を雌花につけてやらなければ実をつけない)をするのですが、今年の夏は、24時間いつでも暑くて乾燥状態にあったために受粉がうまく行なわれずに花が落ちてしまいました。そのため、乾燥を和らげるために与える水の量を増やしたり遮光をしたりと対策を施したのですが、その現象に歯止めが利かず、お客様にはご迷惑をお掛けしてしまいました。

 今年の夏は自然現象に対する人間の脆弱さを再認識しました。そして、植物工場だったら管理する人間も汗をかかず、野菜の生育も自然環境に一切左右されないんだなと思うと「すごいな!」と思いました。

 「自然」「不自然」という線引きはいったいどこにあるのでしょう?スーパーや全国チェーンのレストランは、毎日、大量の食材を確保しなければならず、野菜に関しても大量が「自然」であり、その視点からみると植物工場はごく自然な理想の農業であると思います。逆に、植物工場や水耕栽培を「不自然」であるという方はたくさんいます。しかし、視点をかえてみると、ファミリーレストランのメニューに「サラダ」が無ければ「不自然」「ありえない!」と多くの方が思うでしょう。そして、「安くなくてはならない」という鉄則があるのです。。。とは、先日、ある外食チェーン店の物流を管理している担当の方に聞いた言葉です。例えば、「サラダ」の食材を全国の各店舗に配送する時に「1日にさばける量+余剰分」を送りますが、その時点で余剰分は、廃棄量(廃棄にかかるコスト)と見なすそうです。正直なところビックリしました。そして、生産者として腹立たしくなりました。でも、その理由を聞くと、どうも日本の社会構造そのものに大問題があるようだと気付きました。

 
24時間営業で真夜中にサラダの注文が入って、お客さんに品切れとは言えない。サラダが11000円以上の金額では注文が入らない。でも、メニューには必須。仕入価格やコストを抑えて安い値段で、36524時間必ず無くてはならない「サラダ」の材料を確保しなければならない。となれば、膨張しすぎた外食産業から見れば、植物工場は全知全能の農法であるといえます。

 
最近、外食関係の方から質問を受けるパターンが3種類に分かれています。どういった野菜を作っていますかという「種類型」、どれくらいの量をだせますかという「量型」、そして、おまかせしますという「鮮度型」です。農薬と化学肥料を使わないために生産量が安定しないという考え方は、有機栽培のイメージとして一般化していますが、当農園でも例外ではありません。しかし、「量」を確保することが出来れば、慣行栽培にも植物工場にも劣らないであろうと自負しています。量を確保することが出来る農法を模索しつつ味も落とさない栽培方法を日々考えて野菜作りに励んでいきたいと思っています。

おいしい無農薬野菜は→珠樹自然農園で♪



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