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風評被害と農家と野菜
畑のある千葉県旭市は、5月中旬に「東京電力の補償金および賠償金の支払いについての説明会」が行なわれ、農家の方々は完全には納得してはいないものの、いくらかでも出荷停止期間中に発生した損害を補填してくれる方向性が見えてホッとしている様子です。この東電の説明会が実施されるまで、千葉県庁の担当部課は、ひっきりなしの電話の応対に追われて大変だったようです。「いつ支払われるんだ」「誰が払ってくれるんだ」などなど…なにも県庁の職員に言うことじゃないだろうと思いました。そして、スーパーの青果売り場を見れば、悲惨な有様で、収穫遅れのレタスが1個50円で山のように積まれて床に転がっていました。切り口の色から見て、明らかに出荷調整がうまくいかずに保冷庫の中で保管され続けたものだなとわかりました。他の農産物も価格が低下して、大根も太くて立派な葉付きのものが1本50円、茄子も地元産が3本100円なのに対して、九州産が3本198円…風評被害はもはや昔のことのようですが、明らかに納入先を2ヶ所確保して安くて状態の悪い地元産と九州四国産の高くて立派なものという印象を受けました。

 現在、この風評被害によって生ずる野菜の価格低迷分も補償の範疇に入れるべきだという声が増えてきています。農家はいつから「おんぶに抱っこ」になってしまったのでしょう。ということを書いてしまうと問題かもしれません。しかし、今回の震災で商売に影響を受けたのは農家だけではありません。自動車産業や住宅業界も原材料や部品の調達が滞ってしまい次の仕事に進めません。そのために被った被害額もまた莫大な金額になるでしょう。補償金は東電だけでは全て支払うことは不可能です。国が不足分を補うとしてもまわりまわって皆さんの税金から拠出されるのです。

 私のように小さい農家ですと「野菜の価格が下がるなら原因を究明して下がらなくなるように働きかけよう」とか「野菜の買い控えの現象が起きているのなら買ってくれる絶対人数が多い都市部に行って野菜を売りこんでしまおう」とつい思ってしまいます。しかし、田んぼとビニールハウスを大規模に行なっている農家に言ったら笑われました。「何で農家が商人の真似しなきゃなんないんだ」と。政府は「6次化産業」を推進する法案をだいぶ前に作りました。「農作物を作って、加工まで行ない、さらに自ら販売を行う→第1次産業×第2次産業×第3次産業=第6次産業」ということを実行に移せるのはいつになることやら。農作物の生産はもちろん本業であり、手抜きをすることは出来ません。しかし、今回の震災によって生じた長短期の不利益を自分の手でいくらかでもどうにかしようと思う農家は、ほんの一握りなんだなということがわかりました。

 文末になってしまいましたが、明るい話題でしめたいと思います。いつもお世話になっているHATAKE aoyamaの神保シェフが青山小学校で隔週授業を受け持つことになり、その一環として珠樹自然農園で田植え体験を行ないました。東京のど真ん中の小学生は生き物に対する免疫が全く無くて驚きましたが、カエルやオタマジャクシなどの生き物が普段から身近にいなければ無理もないなと思いました。その子供達がオタマジャクシがウヨウヨいる田んぼに入るまでの戸惑い…新鮮でした。田植えの後、あぜ道で弁当を食べている時の子供達の表情はとても明るく、こちらまで嬉しくなりました。中でも、人一倍熱心に田植えをしていたのは青山小学校の副校長先生と神保シェフでした。お2人とも子供の心を持った心の豊かな大人だな~とつくづく思いました。
 人との出会いが様々なつながり・広がりをみせてくれます。これからも恥ずかしくない野菜を作っていきますので、応援よろしくお願いします。
珠樹自然農園の無農薬野菜の宅配は

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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

徒然なり | 23:21:28

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