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野菜を売るということの大変さ
 8月の前半は、連日の猛暑によって、各地で熱中症が原因で病院に運ばれる人が急増し、異常ともいえる暑さが続きました。ところが、お盆を境に雨模様のぐずついた天気が続き、涼しいというか肌寒いくらいの陽気になったかと思いきや残暑が復活し、またもや「暑いですね」が日々の挨拶になりました。

 私が子供だった頃(約30年くらい前でしょうか)と比べても、明らかに暑さが厳しくなっている感覚があり、夕立も結構あったような記憶があります。ご年配の方に聞いても、やはり、ここ数年の暑さは、人生数十年の中で最も暑いという方が多いです。今年は、ついに防災無線(田舎ですと朝7時と夕方6時にメロディーが流れたり、行方不明のご老人を探しているというメッセージなどが流れる屋外放送)で「高温注意報が発令されました」という放送が連日流れていました。内容は「日中の屋外での作業は極力控えて、水分を多めに摂り、汗をかかないようにしましょう」ということでしたが、畑での作業は暑いからといって手を抜くことがあまり出来ません。汗を大量にかくために、一日にシャツを何回も着替えたり、飲み物を大量に飲んだりするのですが、太陽の光と暑さからは逃れることが出来ません。「早く秋にならないかなぁ~」と願いつつ「今日は曇るかなぁ~」と青空を見上げて、蚊取り線香を腰にぶら下げて、日々の作業を頑張っていました。

 お盆過ぎから都内の某高級デパートで2週間、「旭市のこだわり野菜」という名目で販売をさせていただきました。そのフェアの間、一日だけ試食販売のために店頭に立ったのですが、そこで様々な経験をすることが出来ました。以前、千葉県内の郊外にある多目的ショッピングモールのバックヤードに入ったことがありました。「人がずいぶんせわしなく動いているな」という印象があったのですが、都内のそのデパートのバックヤードは、さらに狭くて、大勢の人がもっとせわしなく動いていて、所狭しとダンボールが積まれていて、方向音痴の私はどこがどうなっているのか全く覚えられず、すれ違う店の人に場所を聞いても「私はわかりません」ばっかりだし。。。やっと目的地にたどりついたら、着替えは野菜を洗ってびちゃびちゃになっている部屋の一角でさせられるし。。。デパートの社員のような接客マナーを徹底的にマスターしなさいと言われるし。。。やっと野菜が陳列されている棚で試食販売を行えるようになるまでは、苦難の連続そして愚痴のオンパレードでした。誰かが言っていました「あんなに人に対して偉い人って居るんですね」と。

 私は、これまで色々なところで試食販売を行ったり、商談会で多種多様な人々を相手にしたりという経験があるので、多少は割り切って考えることが出来ます。どう割り切るのかというと「信じられないくらい高い値段で野菜が売れる場所で販売していただいているのだから、大概のことは我慢しなければ…」という気持ちです。しかし、野菜を作って市場や農協に出荷するのが一般的である農家の方々は、この対人関係や堅苦しいマニュアルに辟易してしまうのが普通であると思います。そして、自分が作った野菜を消費者のみなさんへ直接的に売り込んでいく場合、良かれ悪かれ様々な意見がフィルター無しで聞くことが出来ます。

 千葉県旭市ということで野菜を売っていたのですが「津波で大変だったでしょ」「野菜の風評被害が大変ねぇ」とか「朝から野菜の即売を生産者自身がいらして偉いね」という嬉しい言葉をたくさん頂いた一方で、「旭市の野菜なんて売らないで欲しいわ!放射能が付いてるでしょ!」とか「千葉県…もっと西側の地方の野菜を買おうよ」という貴重な意見もごく少数ですが聞くことが出来ました。こういった思いやりのない発言をする人々に対する私の気持ちを率直に申し上げますと「原発から数十km圏内に住まわれているたくさんの人々のことを忘れないでほしい。彼らが置かれている日常は、旭市の野菜の放射性物質濃度なんてかわいいくらいに切羽詰って緊迫していることを…」正直まだそんなことを言っている人がいるんだな~と思いました。」

 今回、高級デパートの華やかな表舞台からは全く想像することが出来ない舞台裏とそこで働く人々を「やっぱりな~」という気持ちで確認することが出来たことと根強い風評被害の信者のような人々を発見することが出来たことが大きな収穫です。同時に震災以前からごひいきにして頂いているお客様のみなさんのありがたさを改めて感じました。これからも気持ちの分かり合えるお客様のご期待に応えられるように美味しい野菜を作っていかなければと強く思います。 おいしい農薬と化学肥料を使わない野菜は→珠樹自然農園

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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

未分類 | 22:20:38 | トラックバック(0) | コメント(0)

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