■プロフィール

tamaki

Author:tamaki
FC2ブログへようこそ!

■最新記事
■最新コメント

■最新トラックバック

■月別アーカイブ
■カテゴリ
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QRコード

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
これからの農業って…政策と農家が望んでいることのかみ合わないことっていったら・・・ひどいもんです
 太陽のありがたみをとても感じる1月2月。よく晴れ渡った日の翌日は、放射冷却でよけいに冷え込むのはわかっているのですが、お日様が出るのを心の底から待ち望んでしまいます。逆に、朝からどんよりとした曇り空や雨の日は、厳しい冷え込みは無いのですが、いつまで経っても体が温まらず、そして気持ちもどんよりしてしまいます。しかし、雨が降ってくれないと空気が乾燥して風邪やインフルエンザが流行してしまうし、畑の土も乾いてしまい、強風が吹いたら飛ばされてしまうので、テンションがどうこうという以前に冬の雨はとても重要です。一方、太陽が憎らしくなる季節。夏は毎日、「曇ってくれ~!雨よ降れ~!でも台風は来るな~!」と願っています。しかし、冷夏になって日照量が足りなくなってしまったら大変なことになります。ナスは色づきが悪くなってしまうし、ピーマンやトマトなども実のつきが悪くなってしまいます。キュウリも曲がっているものばかりになってしまいます。暑さに辟易しながら、とりきれないほどの大豊作の夏野菜を恨めしく思うのか、冷夏で体は楽になるけど、品質や収量が低下してしまうのが良いのか。当然、夏はキッパリと暑くなってくれないと困ります。しかし、近年の異常な猛暑とゲリラ豪雨は勘弁願いたいですね。

 2月に入ってすぐ、市の農水産課から「人・農地プラン」というものの説明会が開催されるので出席するようにという連絡がありました。それに出ないと各種補助金や認定農業者として認められなくなるようなことを文面に書いてあったので出席しました。もっとも、私の農園は小さいので補助金など利用する予定もないのですが、「人」というキーワードが入っていたために興味が沸きました。ちょっと話は逸れるのですが、「認定農業者」という呼称は嫌いです。認定農業者とは、その地域で見本となるような農業経営を行っている農家に対して、市町村が経営状況および経営計画を基に認定をした農家のことです。畑がある旭市は、認定農業者と一般農業者を線引きしている風潮があるのでとても嫌です。今回の「人・農地プラン」も、まずは認定農業者の皆様にご理解とご協力をいただき、その後、市内全域に定着させたいと会の冒頭で言っていました。

 話が逸れましたが、このプランは何なのか?ざっと説明しますと…近年、農業は高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加など様々な「人と農地の問題」があり、中長期的な展望が描けない地域が増えているので、この諸問題を解決しましょうというのが目的だそうです。方法としては、今後の中心となる農家を決定し、その農家へ土地を集めるとのことでした。これまでの日本の農業、いや農村の在り方を根本的に覆す政策だと思います。一番ばかばかしいと思ったのは、中心的な農家としてプランに位置づけられた場合のメリットとして強調して何度も書かれていることは、「各種給付金が受けられることと借り入れ資金の無利子化」です。

 「またか!」と思いました。80年代の自民党政権時代、農家はコンバインや米の乾燥機、大型のトラクターなどを多額の補助金や給付金を利用して競うようにして購入しました。一軒一台の時代到来です。それまでは、高価な農機具などは共同で購入し、田植えも近所総出で行い、稲刈りもみんなで助け合いながら共同作業で行っていました。まだ、農村が温かみを持っていた時代の最後の方を少年時代に体験している私にとって、農業の大規模集約化は、まるで雑木林をなぎ倒す大型機械のようなおぞましさを感じます。90年代に入ると米の価格が下落し、農家は多額の機械リース代や借金を返済することに追われるようになり、農村内はギクシャクとした雰囲気になりました。農家同士の仲が悪くなり、野菜の価格や相場に一喜一憂したり、自慢しあう風潮になったのもこの頃です。
さらに「分散錯圃解消協力金」なるものについても説明がありました。「中心となる農家の土地に隣接する農地を所有している者もしくは借りて耕作している農家が、中心となる農家に10年間以上の賃貸契約を結べば、交付金がもらえる」というものだそうです。ということは、土を肥やしてやっとおいしい野菜が作れるようになった農地も、借地である場合、地主が交付金欲しさに契約を解消してくる可能性があるわけで…じっくりと土づくりをしておいしい野菜を育てる有機農業など要らないと言われているような気がしてなりません。

 機械化された大規模集約型農業は日本の農業を救うのか?絶対に無理だと思います。現在、新規就農者の半数以上は有機農業を志しています。そして、若い世代が農業に求めていることは、農村の持つ様々な文化や風景、伝統的な手間のかかる技術など、近代化によって排除されつつある「昔ながらの」ものです。消費者もそういったものに惹かれている人がたくさんいます。なのに政策はどんどん真逆の方へ向かっています。「人・農地」と言っているのにもかかわらず、薄利多売の大規模近代化を目指す一部の人々にしか恩恵は与えられず、小規模ながら頑張っている農家や消費者を省みない愚かな政策だということに早く気づいてほしいものです。
安心安全は当たり前!おいしい珠樹自然農園の野菜はいかがですか?
http://www.farmer-s.biz/
スポンサーサイト


テーマ:農業 - ジャンル:ブログ

徒然なり | 21:24:14 | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。