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冬の野菜高騰に一言申し上げます!
 厳寒の2月の寒さがようやく和らいで、朝晩の冷え込みもだんだんと緩くなってきたと思ったのもつかの間、畑のある千葉県旭市は冬でも温暖な気候なのですが、2月下旬には2回も雪が降り、あたり一面が雪景色になりました。雪は10cmくらい積もりましたが、小学校は自由登校になったところもあり、登校した子供達は雪合戦や雪だるまを作って雪遊びを満喫したようです。車がほとんど走らない日の静けさ、近くの小学校から聞こえてくる子供達の歓声を聞いているととても心が穏やかな気持ちになりました。しかし、雪が降ったせいで交通事故が多発したのか、冷え込んだせいで体調を崩す人が多かったのか、救急車がサイレンを鳴らして通り過ぎていく音が頻繁に聞こえてきました。雪が降ることで喜ぶのは子供達、車が少なくて静かだという良い点もありますが、弊害も多々ありますね。

 キュウリやトマトをビニールハウスで作っている農家は、今冬の厳しい寒さでほとんど儲けがない状況になっています。暖房機を動かすための燃料価格が上昇していることに加えて、暖房機械の稼働時間が延びているために燃料の消費量が増えています。儲けが薄いこのような状況が毎年続くと「作らない方がいいんじゃないか」ということになります。真冬に夏野菜を作る必要性があるから農家は作っているわけですが、冬のトマトやキュウリは正直なところおいしくありません。トマト好きな私の息子は冬の間は食べません。茄子やピーマンもそうですが、いつから野菜は一年中あるのが当たり前になったのでしょうか?夏野菜を真冬に作る大変さ…そこまでして食べる必要があるのか、疑問に思ってしまいました。

 ひとつには食文化の変化が原因であるかもしれません。例えば、茄子やピーマンを加えるだけで簡単に本格中華のようなレトルトが何種類も売られています。そもそも中国で一年中、これらの野菜が手に入るのかという点は疑問ですが、広大な国土を有する中国では北から南まで様々な気候が見られます。野菜も多くの種類が作られているので食材もバリエーションがあるのかもしれません。しかし「医食同源」の理念に基づいた中国の食生活を考えると冬に夏の野菜を食べているようにはとても考えられません。だとすれば、「中華レトルト」は日本が生み出した「和製」中華料理なのでしょう。「和製」という料理は、旬を無視している部分が多く見受けられます。イタリア料理でも真冬にバジルを使いたい料理人の方がいます。望めばほとんどの食材が手に入る日本ならではの食文化の崩壊なのかなと思います。

 イチゴの旬は真冬であると思っている日本人はとても多いです。クリスマスケーキにイチゴは欠かせません。しかし、他の国を見てみると、イチゴやフルーツがケーキに挟まっていたり、ケーキの上に並んでいたりするクリスマスケーキはほとんどありません。雪が降りしきるヨーロッパやアメリカのクリスマスシーズンにイチゴが畑で作れるわけがありません。本来、イチゴの旬は春です。低温によって花芽がつき、実ができるようになります。ところが日本では、夏の間に人工的に低温装置を用いて「架空の冬」を生み出し、イチゴの苗に「冬が来た」と思わせます。その後、秋にビニールハウスの中へ植え付け、寒くなると加温して「春が来た」と思わせます。そうしてクリスマスシーズンにあわせてイチゴの出荷量のピークを調整します。ですから、日本のクリスマスケーキとイチゴの旬はやはり「和製」であり、これはもしかすると「日本のイチゴの旬は冬」と言ってしまっても良いのかもしれません。

 年明けからしばらくの間、葉物野菜が高騰しているというニュースを連日見かけました。葉物野菜が高くて買えないという主婦の方々がその代替として買っているのが、なんと「冷凍野菜」というので驚きました。冷凍食品は割高感があるので敬遠するのではという印象があったのですが、今年の冬はかなり売れているようです。しかし、冷凍野菜の原産地は中国とアメリカがかなりの割合を占めているのですが、ともかく安いもの志向の消費者は気にしないで買っているようです。私は餃子事件のことが未だに頭から離れないので中国産の食品は避けています。肉や魚は多少高くても騒がれませんが、「野菜=安い」のが当たり前のような日本。ちょっと価格が上がると生野菜を避けて、外国産の冷凍野菜を買いに走る人々。なのに外食やファーストフードの割高な食べ物には高くてもお金を出す。これでは農家の労働意欲は低下するばかりです。

 「今年の冬は葉物農家が儲かっているでしょう!」と聞かれますが、実はあまり儲かっていないのです。野菜の価格が高騰するということは、売る野菜が少ないということの裏返しに他ありません。儲かっているのは中間流通を行っている業者ばかりです。「大量生産、大量消費」はデフレの象徴であり、わが国の浪費社会を支えてきた悪の構造です。「物が少なくなって野菜の価格が高くなった」今冬の状況はいわゆるインフレにあたります。今後、農業の生産者が減り、物が少なくなり、野菜の価格は確実に上がります。そうなる前にTPP参加によって安価な野菜が輸入されるようになるかもしれません。高くても安全な日本の野菜を買うのか?安いけど不安要素満載の輸入野菜を買うのか?選択肢が広がることで消費者の方は良いかもしれません。しかし、残留農薬などの事故が頻発しそうな気がします。
安心安全はもちろん!おいしい珠樹自然農園の野菜はいかがですか?
http://www.farmer-s.biz
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テーマ:農業 - ジャンル:ブログ

徒然なり | 21:28:13 | コメント(0)
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