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虫には慣れましたが…虫と話したいと思う今日この頃
 「春の嵐」「花散らしの雨」「夜来風雨の声…」などなど、春は天候が不安定になることが多く、この文章をまさに春の嵐が吹きすさぶ夜半に書いています。今年は2回、畑のある千葉県旭市は、強風を伴う台風のような、いや台風以上の嵐に見舞われました。最初の嵐は、夏の台風でこれまで数年、びくともしなかった鶏小屋の屋根に張ってあるプラスチック製の波板が吹き飛ばされました。それが、ビニールハウスのビニール屋根に突き刺さり、そこから風が吹き込んで、あやうく全壊するところでした。そして、4月に入ってからの嵐では、夜間に停電が起こったり、すさまじい風の唸る音にうかうかと寝ていることが出来ず、ついに夜中に畑とビニールハウスの様子を見に行ってしまいました。見たからといって暗闇の中、強風の吹きすさぶ中で何をどうすることも出来ないのですが…幸いなことに大きな被害はありませんでした。翌日になり、畑に行ってみると、猛烈な南風によって色々な物が畑に吹き飛ばされているのを目の当たりにしました。バケツやトタン、ビニール袋やペットボトルなどなど…普段はちらほらと道端にポイ捨てされたゴミが目についていましたが、いったいどこにこれほどのゴミがあったのだろうと思うほどのゴミを午前中いっぱいかかって拾いました。枯葉や木屑でしたら、自然に腐って畑の肥やしになるのですが、ビニール類だけは勘弁してほしいものです。

 自然相手に日々の農作業をしていると、自然の移ろいを肌で感じることが出来ます。土筆(つくし)や芹(せり)が出てくる春は、土の匂いも寒かった冬の頃と比べて変わってきます。草やアブラナ科の野菜は、花を一斉に咲かせ、ミツバチやモンシロチョウが畑を飛び回ります。素晴らしい季節の到来♪と思う一方で、野菜を食べてしまう虫が増えてくる季節が来たのだな~と実感する時でもあります。特に今年の春に大量発生しているのが「アブラムシ」です。アブラムシは、野菜の葉から養分を吸って生きています。繁殖力はとても強く、昨日は数匹しか見なかった野菜の葉に翌日にはビッチリと数百匹も殖えているというくらいの厄介な虫です。成虫は羽を持ち、次の繁殖地へ飛んでゆき、再び自らのクローンを産み出して繁殖を繰り返します。アブラムシは、「蟻(アリ)」と共生し、アブラムシが排出する蜜をアリが好んでおり、アブラムシが発生している野菜の株元にはアリが巣を作ってしまいます。アリは、野菜の細い根を食べてしまいます。野菜の根はこの細い根が養分や水分を土から吸収して育っています。細い根をアリが食べてしまうと野菜は弱って枯れてしまいます。さらにアブラムシは「コナジラミ」とも共生します。アブラムシが発生している場所には必ずと言っていいほどコナジラミが発生します。このコナジラミの排泄物は「すす病」という野菜の病気を発生させてしまいます。野菜の葉がまるで煤がついたように黒くなり、この黒いすす状の物質が野菜の葉へ次々と広がってしまいます。すす病が広がった野菜は光合成が出来なくなり、やがては枯れてしまいます。

 アブラムシもアリもコナジラミも小さな小さな虫です。そして、殺虫剤にはめっぽう弱い虫なのですが、農薬と化学肥料を使わない農業においては、とても厄介な連中です。防除する手段としては、アブラムシの成虫やコナジラミが好む黄色や青色の粘着テープを畑に設置して、誘引して捕まえるという方法があります。例年では、この方法で発生の初期段階で成虫を捕殺し、被害を最小限で食い止めることができていたのですが、今年はそうはいきません。なんと粘着テープが成虫の数が多すぎて、粘着力が弱ってしまうほどの大発生が起きており、粘着テープを換えても換えてもどんどん成虫が着き、捕食しきれない状態になっています。飛散した成虫は、コロニーを増やし、繁殖を繰り返します。捕食から逃れた成虫をホースの水圧を強くしたシャワーで野菜の葉から洗い落とす方法も行っているのですが、やった当日は大量のアブラムシが地表へ洗い流されて、野菜の葉がきれいになります。しかし、翌日には数百匹のアブラムシが復活して野菜を吸汁しています。

 この害虫の大発生は異常気象と関係があると言われています。子孫をなるべく多く残すことで異常気象に備えるという行動。人間は退化してしまった危険察知もしくは予知能力が引き金となって害虫が大量発生しているとすれば、人間がこれまで地球にダメージを与え続けたその報いを受けている現象が「因果応報」のようで…怖いなと思いつつも、次なる害虫の大発生はしないでおくれよと願うばかりです。虫と話せる能力があれば、「このエリアの野菜は君達が自由にしていいよ!そのために一生懸命に育てるよ!」などとごまかしが聞くのですが。

安心安全はもちろん!美味しさも届けたいです!珠樹自然農園の野菜をよろしくお願いします!
http://www.farmer-s.biz/
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テーマ:農業 - ジャンル:ブログ

徒然なり | 21:31:40 | コメント(0)
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